入江美貴子さんのストーリー 入江美貴子 さんの ストーリー
経歴について
京進人生を事務職として中学高校受験部守山校から始め、その後デュッセルドルフ校、大学受験部、英会話事業部を経て、総務課に所属しました。現在は、これらライン部門や管理部門での経験を活かし、監査部の課長職として働いています。
ドリームツリー作成時の気づき
今回、ドリームツリーを書いてみて、過去の経験が一つ一つ繋がっていて、それぞれが自分にとって財産になっていると改めて感じました。子どものときから、社会人となり生活してきた年月の中で、数え切れないほどの経験をしてきましたが、それが成功であろうと、失敗であろうと、これら全てが繋がって、現在の自分を作り上げていると実感しています。今回それぞれの経験を再確認し、総合して次の目標を探し出すことは意義深いです。そこから、新たな何かを達成できる機会をこれからも持てることを、幸せに思っています。
取得された資格
資格取得の動機と夢
50歳を超えて、定年後の人生が気になりだしてから、会社を「卒業」したあと、社会とのつながりをどうやって保つかを考えるようになりました。私の場合、地域でつながりをもつこと、具体的には、ボランティア活動や、市民が参加できる自治体の集まりに参加することで、自分が必要とされる場所を見つけられるのでは、と考えました。
地元の滋賀県には多くの外国人労働者や家族が住んでいます。彼らに日本語を教える場所なら、コミュニティを広げつつ、自分自身が成長するには最適だと思いました。当時、京進グループでも日本語教師を養成する講座があり、受講している知人もいたので、受講の決意を固め、約2年かけて修了しました。今後は認定のための国家試験への挑戦を考えています。
資格取得の努力と影響
現在、ボランティアとして月に一度、日本語指導のお手伝いをしています。
授業を通じて、自分が日本語を教えるだけではなく、逆に学習者から、出身国の文化や風土、社会背景などについて学ぶところも多いです。異なる国から来られている学習者との交流は、それまで「社会≒会社」だった自分にとって新たな社会や世界を知る機会となり、日々の生活から一歩踏み出させてくれました。
資格取得に際しての苦労
資格取得で苦労したのは、教案作成です。前半の理論の授業は講義を受ける形式だったので、元々興味があったこともあり、知識の吸収を楽しめましたが、実技の授業になると、毎回、指導案を作らねばならず、とても苦労しました。事前に、テーマに沿ってどう教えるかを、自分で決めて教案を作らなければならず、仕事との両立は、思っていた以上に時間との闘いになりました。さらに、実際に教壇に立つと、先生から熱い指導があり、そのたびに自分の未熟さを思い知って、「落ち込む」→「次はこうやろうと気持ちを立て直す」の連続でした。それは大変ではありましたが、貴重な経験だったと、振り返って思います。